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漢方薬による、高血圧の治療。
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商品詳細

七物降下湯 (しちもつこうかとう)

販売価格: US$46.60(税込)
数量:
100グラム入りです。(約25日分の量となります。)

血圧が高い方のための方剤です。

昭和の漢方医学の巨匠、故大塚敬節師の考案された処方です。
大塚先生はもともと医師でしたが、生涯漢方医学の発揚に貢献された方です。名前の読みは「よしのり」ですが、号は同じ文字を用いて、「けいせつ」と称していました。

この処方は大塚先生ご自身が最低血圧方が高く、眼底出血を繰り返していたので、本方を考案し、治癒された事に由来します。

本方の基本方剤は四物湯(しもつとう)です。
四物湯は主に女性の血の道に使われてきた方剤で、血虚はもとより、瘀血、血塊の類を動かして滑らかにする作用がありました。

大塚先生はこれに黄耆(おうぎ)、黄柏(おうばく)、釣藤鉤(こうとうこう)を加えて七物降下湯を創案されました。

四物湯で下半身をしっかりさせて疲労倦怠を治し、黄耆で体表の気血の流れをスムースにして、黄柏で鼻の奥、眼窩の辺りの流れを滑らかにして、釣藤鉤で頭の中の圧力をスムーズにまわすという発想でつくられました。もちろん男女共におおきな効果が期待できます。

高血圧である場合の専門漢方薬といえるでしょう。
最低血圧が高く、尿に蛋白が認められたりする、腎炎や腎硬化症による高血圧にも使えます。

もちろん、こうなってしまった体質改善のために使う他の漢方方剤と併用する事も大切です。
個別の問診も行っておりますゆえ、いつでも当方宛に、ご連絡をなさってください。



処方内容:
当帰、地黄、芍薬、川芎、黄耆、黄柏、釣藤鉤

(写真は本品ではありません。漢方薬はどれも粉か粒で、写真では同じように見えるので、私の診療所に飾ってある物の写真を代りに載せておきました。)