タブレット剤で、600粒入りです。(約30日服用分の量となります。)
これは六味地黄丸(ろくみじおうがん)に近い漢方方剤に枸杞(くこ)と菊花を加えたものです。
杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)とほぼ同じ薬効と考えてよいでしょう。
漢方医学の専門的な表現では、滋補肝腎、清肝火、明目などの目的で使用されます。
1.滋補肝腎(東洋的な意味合いでの肝と腎を潤し補う)
2.清肝火(東洋的な意味合いでの肝にたまった熱気を冷まし、目の障害となる悪い気を発散させる。)、3.明目(文字通り、眼をすっきりとさせる)
病名列挙:
緑内障、中心性網膜炎、視神経萎縮、球後視神経炎、疲れ眼、ドライアイなどあらゆる眼の疾患。
高血圧症、自律神経失調症などで、肝腎陰虚、肝火旺の症状を呈するもの。
この意味は、ストレスや過労、年齢的なもので、東洋的な意味合いでの肝と腎の一部が虚してしまったために起きる熱がおきてしまった状態をさします。この熱を虚熱といい、この熱が眼に挙がってきて、結果的に眼の障害を起こしていることが多いのです。
緑内障、白内障、疲れ眼、赤目、ドライアイなど、あらゆる眼病の原因となります。
飲み方:
7粒から10粒、一日2回ー3回随時服用。
処方内容:
地黄(熟)、知母、黄柏、兎糸子、枸杞子、菊花、牛膝、蒺蔾子
(写真は本品ではありません。漢方薬はどれも粉か粒で、写真では同じように見えるので、他の物の写真を代りに載せておきました。)